東横インの社長

東横インの市条例を知っていて計画的に犯したというテレビで見てて、あぁ「こんな馬鹿が社長かぁ」と思ったほど馬鹿。条例違反が犯罪である事を自覚していないし、自分の発言がどれだけ会社の信用を落とすのかを理解していない。

「捕まったら仕方ないが、そんなに悪いかな…」
「正面が駐車場だとホテルとしての見てくれが悪い。報告を受けて僕も、まあいいだろう、とっちゃえと考えた。やったことは仕方がない」
「条例違反になるのは知っていたが、機械式駐車場を外すことにした。行政の検査が終わってから全部取っちゃった」
「身障者用客室を造っても、一年に一回かそこらしか使わない。(だから)ロッカーとリネン庫にした。身障者は普通の部屋に泊まってますよ」
「うちも創業当初は改築の際に、行政ときちんと話し合っていた。次々とホテルが建つようになって、忙しくなった。行政と話し合うと時間がかかるから。そのへんが僕の甘さだ」
「(駐車スペースの)七台分を三台分に減らしただけだから行政指導されて終わりだと思っていた」
「六〇キロの制限速度のところを六七、八キロでもまあいいかと」
「怒られちゃったからもうやらない」
「社員を処分するつもりはない。(社長を)辞めるつもりはないが、周囲から辞めろと言われれば辞める」

後から他の役員から苦言が出たのか報道での不穏当な発言のお詫びのような文章が出てきたが、本人はまったく反省していないんだろうなぁ。「これくらい良いじゃない」「だって無駄じゃない」これが税金の話だったらどうだろう。君は本当に笑って言えるのかな。条例はマナーだと勘違いしているのか。
マナーだとしたって、そういう基本が大事なホテルにとって、マナーを知ってて破るという事の重大性が理解できていないらしい。ちょっと前に帝国ホテルの伝説みたいなドキュメント番組を見たが、同じ「ホテル」という名称を使っているのが犯罪だと感じる。ああいう社長が仕切っているのだとしたら、まともなサービスを期待できないどころか、ベッドメイキングが乱雑だと文句を言えば「どうせ寝たら乱れるんだしそれくらい良いじゃん」とタメ口きかれそう。
確かに東横インなんて安ければ良いみたいな、サウナ・カプセルホテルに毛が生えたものというイメージもなくもないが、最低限のビジネスホテルのサービスは持ち合わせていると思っていた。
次ホテルを探すときは東横インは避けておこう。こうやって企業の利益を損なったのだよ。君は。西田憲正君。
「朝刊で知ったばかりで、動揺を隠せぬままカメラの前に立ってしまい」と書いてあるが、会見は2回行われている。そういううわべだけの取り繕いをしていると痛い目見るよ。