DELLマシンの夏対策×2

最近DELLのPCを2台放熱対策を行った。片方はPrecision 360、もう片方はDimension 4600C。

まずはPrecisionだが、自宅で使用中のマシンで、冬場でもCPU使用率が上がるとすぐにファンがものすごい音を出して熱風を撒き散らしていた。中をあけた記憶から考えると、吸気と排気のエアフローには問題ないがCPUの放熱方式が吸気式で、吹き付け方式と比べると効率が悪いことはわかっている。
本格的な夏を前になんとかしないと24H運用は難しい。再度開けて確認すると、吸気ダクトに大きな隙間が。ここから冷たい空気とともに吸ってしまっているので元々悪い効率をさらに悪くしているのだと仮定。
まずはその隙間をプラ板(クリアフォルダを使用)を使ってふさぐ。その上で、放熱フィンとダクトカバーとの隙間を隙間テープでふさいでいく。ついでにフィンに付着していたホコリを除去。設置場所も吸気側が素直に吸気できるように空間を用意(狭い部屋ではかなり厳しいが)。今試験運用中だが、まぁまぁ悪くない感触。

次にDimension。こちらは会社で使用しているので、どうしようかと思ったが、最近不安定な気がする事と、どうも過熱のためにクロックダウンしていると思われる現象を経験。同時期のDimensionで熱暴走するものも経験しているため、内部構造をチェック。
なんと吸気のすぐ脇で排気している。となればその分離が効果的と判断。排気はCPUのものと電源と2箇所。ダンボールでお手製ダクトを作成し本体外側にガムテープで張り付け。内部も吸気に排気が混ざらないようにガムテープ追加。電源部分のファンが弱すぎて電源ケースが過熱しているのが悩ましいが、とりあえず動作が安定した気がする。これも様子見。

上記2機種に共通するのは、本体がパックリ開くプラスチック筐体という点。メンテナンスを容易にするためのDELLの工夫なのだろうが、それが排気ダクトに悪影響を与えているという改悪だと思う。Dimensionの方はスリムタイプということもあるが、熱暴走するなんて論外である。なんとかしてくれ。