久々のトランジスタ技術

何気に手に取ったトランジスタ技術。付録がなんとCPLD搭載基板。しかも¥1,100。こりゃ買うしかないでしょう。と購入。
最近は書籍業界も大変なのかな。でも、去年もCPU基板を付録にしたみたいだし、ある意味恒例になってるみたい。
自分はPICとかのマイコンまではOKだけどCPLDとかのプログラマブルロジックは未体験。だって開発環境を整えるだけで数十万という世界だったから。でもコンパイラとかフリーのが出てるし、ダウンロードも簡単な回路でできるし、世界が変わったという感じ。これくらいなら自作の回路でもどんどん使えそうだよな。

適材適所

最近どっぷりJavaな仕事だった訳で、複雑怪奇なソースコードの山をなんとかメンテナンスしやすくする事を考えて、また、トラブルを最小限に、コストを最小限にという観点から、「特定機能部分は外部のPerlを使うべし」と提唱、理解を得てきた。これは正に適材適所。確かにJavaでもできるけど、例えば、ファイルのインストールみたいな部分。コピーとかディレクトリ作成中心で、結局シェルスクリプトとかPerlスクリプトを使えば簡単にできるのに、それをわざわざJavaで書くという無駄が理解できない。シンボリックリンクを張るためにわざわざ外部コマンド呼んでとか、馬鹿みたい。
その適材適所がハードウェアにも言える。
ディスクリート部品を使っても、とりあえず殆ど何でもできる。だけど、馬鹿みたいに部品点数が増えてしまって、故障率は跳ね上がる、製作は面倒、動作確認やデバッグは死ぬほど大変。
ということで自分はPICとかを使ってやっていた訳だが、ハードウェア置き換えとしてのPICを考えた場合、動作速度には限界がある。必要とされる応答速度が数ms程度で良いものであれば大活躍だが、数μsとかになるともう辛い。
そこの部分をCPLDを使えば部品点数が劇的に下がるしデバッグや修正も天国。
キットをちょいと抜け出した自分レベルのサンデージャンククリエイターには良いおもちゃじゃないかな。

というわけで

もう一冊買ってこようかなと。トラ技。