靖国問題に対する門外漢の考え方

自民党中川秀直国対委員長の発言をTVで見れなかったが、なかなかいい案じゃないかなと思った。

靖国神社が自発的に(合祀(ごうし)しているA級戦犯を)分祀する。それで中国もイエスと言う(のが望ましい)

僕自身は似非キリスト教信者であまり深い関心は無いが、公式参拝については目の上のたんこぶの様な「あぁ面倒なことを…」という思いでいた。
確かに戦犯と呼ばれた人間の鎮魂に参拝するというのはあまり見栄えの良いことではない。死んだものはみな平等であり、訳隔てなく扱うというのは悪くないと私は思うが、それに対して嫌な感情を持つものを刺激する必要は無いとも思う。公式参拝固執するのは有難くないというのが元々の意見。
ただ、A級戦犯分祀したところで結局他の戦犯はどうなるのかという問題が発生するのは目に見えている。正直(特定の霊に媚びない)慰霊碑のみを分祀してそっちに参拝してほしいところ。いや、日本古来の神道固執せず、靖国にも固執せず、日本にも固執しない、戦争慰霊祭とすれば良いのかもしれない。御霊が祭られているのは靖国だけなのか?日本の御霊だけ慰霊すればいいのか。という問題も一気に解決できないのだろうか。
そう考えていくと、なぜ靖国がそんなにえらいのか、特別なのかというところに行き着いてしまう。
そういう考え方ができる人は、総理大臣に担ぎ上げてくれる周囲の援助が得られないんだろうけど。