最新動向チェック

某飲み会のキーワード(+α)をメモっておく。

CouchDB
Apache発のキーバリュー型DB。バックエンドとの通信がhttpプロトコル、データがJSONというのが特徴。
キーバリュー
Key-Value DBあるいはKey-Value data store。簡単に言えば昔ながらのBerkley DBみたいなもん。キーを与えて値を持ってくる(格納する)というだけのDB。SQLなんて存在しない。スキーマもない。DBとして考えるとrdbmsから先祖がえりしたともいえる。

さて、RDBMSの便利さは言わずもがなだが、その本来の機能をしゃぶり尽くすようなスタイルのシステムはここのところ減少し続けている(と思っている)。SQLでなんとかするのではなくて、例えばJava側でなんとかするというスタイルが増えてきている。世の中のふつーのエンジニアさんがSQLもちゃんと勉強しなきゃならないというのは酷だ。生産性やらメンテコストにも直接響く。だからラッピングしたり、自動生成したりしてDBの存在を隠してきた。
一時は、何でrdbmsなんて使わなきゃならんのかと思ったこともある。rdbmsを諦めてBerkleyDBとかに逃げたこともある。格納するデータの質にもよるがそれでもぜんぜん平気というか、そっちの方が効率が良かった記憶がある。
キーバリュー型DBはそういう志向もあって出現したんだと思うが、他にも時代を反映した部分がありそうなので、ちょっと勉強しておく予定。

Google App Engine
いわゆるクラウド。まぁGoogleのインフラということに価値がある。そして無償(いまのところ)。Pythonのみならず他の言語も対応するらしい。
クラウド
Cloud computing。まぁCPUに縛られないサービス環境とでも言っておくか。

旬だよな〜。ということで思い出した。「「RDBMSの時代の終わりが見えてきた」についてそろそろ一言言っておくか」ってやつ。丸山先生の件は微妙に当たりそうだし。でも体験しておいても損はないかも。

JSON
JavaScript Object Notationだそうだ。Javascriptでのオブジェクトを表現する書式。Javascriptでevalすればそのままオブジェクト化できる。XMLよりは面倒じゃないし読みやすい。けどな〜、といった感じ。
Python
オブジェクト指向スクリプト系言語。日本だとまだマイナー。海外では結構売れて(使われて)る。Linuxとかだと意外なツールがPythonだったりする。PerlとかPHPとは違ってはじめからコンパイル済コードを実行するということを考慮してる。

JSONはとりあえず基礎を確認しておくか。YAMLとかどうなんだろう。まぁ一度言語仕様書を通読しておけば、Google使える限り記憶が曖昧でも仕事できるというのは現代のメリットだな。でも現代のエンジニアってのは、入門書を一回読んだだけで「xx使えます」というレベルだから怖い。言語仕様は必読だよ。眠くなるけど。
Pythonかぁ。一応勉強しとくかな。Rubyほどは面倒じゃなさそうだし。でもやっぱりRubyを先にやっとくかなぁ。Google App Engineのこともあるしなぁ。Gaucheもかじりはじめちゃったし。


Perl
Un*x界では定番のスクリプト言語。一応オブジェクト指向もできます的な。CGIで使うと重さを感じるけど、クイックハックにはもってこい。shでは無理なことでもPerlならまずできる。ワンライナー御用達でもある。
VB
Visual Basicのこと。最近ようやく「VBならできます」ってエンジニアを脳内フィルタしなくて済むようになった感じ。ただ、.netできますという(個人的)Buzzワードもあって結局似たようなところをぐるぐる。

ウェブの世界を変えたのがPerlならば、Client-Serverの世界を変えたのはVBだという話。確かにVBで山ほど作ったな〜。一昔前仕様がはっきり決まってないシステムというとVBだった気がする。あと試作も。書いて動かすというコンパイルをすっ飛ばした(と思わせるIDEによる)開発は楽チンだった。Perlもその雰囲気を持つんだけど、ウェブシステムという壁がどうしてもあって、好き者のアーミーナイフ的なものでしかなかった。恥ずかしいソースコードを隠せないという点も壁だった気がする。