「SEからコンサルタントになる方法」読了

まぁ、会社員になったので、仕事関係の本を読んでみた。

SEからコンサルタントになる方法

SEからコンサルタントになる方法

対象読者はタイトルの通りだけど、30代前半をターゲットにしている感じ。まぁ当たり前か。Lightwaightな本なんだけど、結構ネタとして使えそうな事がかいてある。たとえば進捗管理表なんかの実務で使うものの例とか、自分の使っているものと比較して何がどう違うのかなんて考えてみるといいと思う。
他に興味深かったのが「コンサルタントがプロジェクトに臨むときの7つのロール」という図。ジャッジだとかサポーターなんてのは、なんとなく理解できるんだけど、エネミーとか言われると想像の範囲を超えてる。
本で出てくるコンサルはかなりSE寄りのものを抜粋している感じがするし、時代背景も2007年時点でのものだから、現状とは異なる可能性に気をつけながら読む必要があると思う。が、普通に読んでてもなんか違和感を感じた。何だろうと考えているのだが、具体的に何がというのが分からない。出てくるコンサルの仕事の多くがPM+アナリストでカバーされるという点かもしれない。
そういう点からも、内容全部が目新しい話というわけでもなく、すんなり吸収できた気がする。借り物の本なので後日自分用に買うかもしれないレベルの本