「トップコンサルタントがPTA会長をやってみた」読了

会社にあふれる本の中から気になって読んだ本。

トップコンサルタントがPTA会長をやってみた?発想力の共育法

トップコンサルタントがPTA会長をやってみた?発想力の共育法

親業に続く子育てに繋がる本。そう思って読み始めたが、おっとどっこい(古っ)、なんだ自分のための本だったのかという落ち。とはいえ子供にどうすれば発想力をつけられるのか、そういった視点を基に子供とそして大人の発想力が何故大切か、どうすれば伸びるのか、そしてその邪魔となっているものは何なのかを示している。
実は三谷氏の「正しく決める力」を読むことを強く勧められているのだが、なにぶん「貧乏の極致」の今、その本代すらケチろうとして、古本屋なんかで買おうと狙っている今としてはど真ん中の本だったと思う。「正しく決める力」は定価でも買おうと決めた。
期せずして自分の家では子供にゲームを買わないし小遣いも微々たるもの、その上親が手伝い状況を評価して、という過酷なもので、時間は十分ありそうだ。が、その分をTVに時間を費やしていてこの先大丈夫かなとちょっと心配に。
そして大人の側としては、発想力低下はやはり否定できず、例えば恐竜の栄華そして絶滅の話はびっくり。「その考えはなかったわ」といった状態であった。
人よりは発想力があると自負していただけにかなりショックであった。デキる人は、やはり自分より10年は早く道を見つけ、壁を登り、そして開花しているんだなぁと思うことしきり。遅咲きでもいいから咲いてくれればいいんだけど。
ケータイゲームを解約して良かったと心から思った一冊。